スポーツ・運動指導でも『全部やろうはバカやろう』です。大事なこと・本質的なことに時間を使いましょう。

こんにちは。
なわとびパフォーマーのふっくんです。

教育界で話題の本に『さる先生の「全部やろうはバカやろう」』があります。
こちらは学校の先生が書いている本ですが、スポーツ・運動指導でも「全部やろうはバカやろう」だと思うのです。



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『さる先生の「全部やろうはバカやろう」』とは?

タイトルが印象に残る本です。
こんな文章があります。

この本で書かれていることは
「子どもの成長のためにこれをやりましょう」という足し算ではなく、「子どものためにこれをやめましょう」という引き算の提案が多くを占めます。

つまり「手を抜いて楽をする」という話ではなく。
本当に大切なことに力を注ぐために、大切でないことに時間をかけるのはやめよう」という前向きな提案をしている本です。

スポーツ指導でも『全部やろうはバカやろう』

スポーツ指導でも、「本当に重要なことは何か」と考えることが大切です。
あれもやりたい、これもやりたいと、熱心な人ほど要注意。

時間という制限では、スポーツ指導者は学校の先生以上に厳しいはずです。
1時間で教えないといけない、30分で教えないといけない。
そんな状況で全てやろうとするのは良いことどころか大問題です。
全てやろうとした結果、全てできないという最悪の状況が想定できます。

全てはトレード・オフの関係にある

全ての物事はトレード・オフの関係にあります。

特に時間とのトレードオフは大切です
忘れがちなことですが、時間は有限で、全員に24時間しかありません。
その「全部やろう」のためにかけた時間をもっと本質的なことに使えなかったのか、という視点はとても大切です。

なわとびでは?

なわとびの話をすると、特にフリースタイルでは完璧な演技を求めがちです。
・難しい技を入れたい
・誰もやらないような技を入れたい
・綺麗に跳びたい
・面白い演技にしたい
・前を向きたい
・大きく移動したい。

でも本当に大事なものは何でしょうか。
1番になりたいなら「点数を取れるか」を考えることが大事かと思います。
パフォーマンスがしたいなら「観客が楽しい演技か」を考えることが大事かと思います。

何が大切か、その時間をかけている間に他にできたことはないのか
と考える意識はとても大事だと思っています。

指導者が見ても保護者が見ても友達が見ても、正直できていないことはあります。
ただ、時間をかけて直す必要があるのか、その時間をももっと本質的なことに注げないか、というのは常に考える必要があるかと思っています。

最後に

「全部やろうはバカやろう」というのはあくまで、必要のない時間を短くするという話です。
指導にあたる時に、何が大切なことか、というのは意識して挑んでいきたいと思います。



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