縄跳び技「TJ」(SトードO)のやり方と練習法
こんにちは。
なわとびパフォーマーのふっくんこと、藤沢祥太朗です。
今回は、縄跳び競技の代表技「TJ」(SトードO)のやり方と練習法を紹介します!
写真撮影でもよく使われる技で、私もトップページで使っています。
↓TJです。
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Contents
「TJ」(SトードO)とは?
こんな技です。
サイドスイング→トード→オープン(前とび)の一連の動作を空中で行う技です。
縄を3回回すので3重系の技になります。
見た目の派手さと、独特の難しさから、一部の方からは「フリースタイルなわとびの登竜門」とも呼ばれています。
発展技も非常に多いので、一部を後ほど紹介します。
以下、サイドスイングは「S」、オープン(前とび)は「O」と書きます。
TJのやり方と練習方法
TJに挑戦する前にできた方が良い、TJの動きに関連する技を紹介します。
必要なければとばしても良いです。TJに挑戦しても上手くいかない時は改めて順番に確認してみてください。
1重とびで動きを確認する
なわとびの基本は、何事も動作の確認からです。
S、トード、Oをゆっくり確認します。
1重とびのリズムでTJの動きを確認しましょう。
また、事前に、サイドクロス(側振とび)とトードはできた方が良い技です。
こちらの習得がまだの場合は、焦らずにこの2つを練習しましょう。
Sトードから早く前とびをする
まずはSトード(サイドスイングからトード)の確認をしましょう。
この動きがスムーズにできると、TJの習得にかなり近づきます。
できるようになったらSトードだけで満足せずに、前とびに戻るところまでスムーズにできるようにしていきましょう。
ここまでできればTJにかなり近い動きになります。
また、トードOができるとなお良いのでこちらもご参照ください。
SCOの練習をする
サイドクロス三重とび(SCO)の練習をします。
TJはSCOと縄の動かし方は同じです。足の下に手を通すのでTJの方がもちろん難しいですが。
右足を入れるTJがやりたい場合は→右側のサイドスイングから始めるSCO、
左足を入れるTJがやりたい場合は→左側のサイドスイングから始めるSCO、
の練習をしましょう。
跳んでみましょう!
これらの動きがわかってきたらTJに挑戦してみましょう。
改めてTJの動画を紹介します。
事前にできると良い技の再確認
なかなかできない場合は、前の段階に戻ってみましょう。
できた方が良い技、改めて紹介しておきます。
・トード
・サイドクロス(SC)
・Sトード
(・トードO)
・サイドクロス三重とび(SCO)
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よくある失敗と対策
サイドスイングが反対
サイドスイングは足を上げる側で行うのが基本です。
例えば、左足の下に手を通すトードを行う場合は左側にサイドスイングを行います。
これが逆になると、変な動きをする必要が出てきて、難しい技になります。
SCOと同じ手の動きなので、SCOを確認しましょう。
体が斜めになる
縄が上手く回らない理由の一つに、手の位置が斜めになりすぎていることがあります。
片方の手を足の下に入れるので多少斜めになりますが、右手と左手の高さが極端に違くないか確認してみましょう。
発展技の紹介
TJの発展技は非常に多いです。
ごく一部ですが、代表的なものを紹介します。
インバースTJ
通常のTJでは、右手の場合は左足の下、左手の場合は右足の下、のように反対側の足に手を入れます。
右足と右手、左足と左手のように、近い側に手を入れるとインバースTJという技になります。
エレファントTJ
両手とも足の下に入れるとエレファントTJという技になります。
有名な技ですが、ミスが出やすく大会では滅多に見ない技です。
EBTJ
TJで片手を背中の後ろにもっていくとEBTJという技になります。
近年はこの技の発展技が大会でよく使われています。
TJ四重とび
TJにもう一重加えるとTJ四重とび(TJO)になります。
最後に
TJは見た目の派手さから憧れる子の多い技です。
習得に時間がかかることが多いですが、段階的に進めていけば大人でも子どもでもできるようになります。
焦らずに少しずつ進めていきましょう。
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