成功体験を積ませるために「パーツ分け」をしよう!~『黄金の三日間を制する授業準備ノート』より~

こんにちは。なわとびパフォーマーのふっくん(@fuji6112249)です。

私が競技クラスの講師をしているBXスキッパーズで、全日本クラスがスタートしました。
始めるに当たって、下記を目指してかなり悩んでいました。
・レベルの差がものすごく大きい環境(1年生~6年生)でも取り組める内容にすること。
・昨年「やったことある」活動でも楽しく行うこと。
・初出場の子や低学年の子どもでも「できた」を感じられる場面を作ること。

これらの悩みを解決したのは、
「パーツを分ける」という考え方でした。



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『黄金の三日間を制する授業準備ノート』の中に「50分授業では10分間を5つのパーツで組み立てる」という文面がありました。
5つのパーツに分けて行うのは1つのパーツでつまずいてしまっても、他のパーツで活躍できるからです。5つのうち1つでもできることがあれば、子どもに成功体験を積ませることができます。
(『黄金の三日間を制する授業準備ノート』より)

さらにパーツを組み合わせるとシステム化していきます。システム化していくと、以下のメリットがあります。
1.手順が決まっているので、見通しがもてる
2.慣れてくると子どもが自主的に動くので時間のロスが減る
3.自分の得意なパーツで活躍できる。
(『国語の学力向上策』より)

フリースタイル指導でも応用できるなと感じて、先日の全日本クラスでは早速60分を4つのパーツに分けて行いました。
フリースタイルも、技の練習、演技作りの練習、曲に合わせる練習、移動の練習、ルールの勉強など、色々な活動に分けることができます。
パーツ分けすることで、子どもたちはたとえ苦手なことでも飽きる間もなく展開していきます。

さらにやってみて感じたのは、意外と準備が楽だということです。
一回目は大変ですが、二回目以降は一部のパーツだけ変えれば良いので、最初の仕組みさえしっかり作ってしまえば同じような流れで行くことができます。

子どもたちに成功体験を積ませるためにも、「パーツを分ける」という考え方を大切にしていきたいです。



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