指導者の仕事は「方針を出す」ということ。
こんにちは。
なわとびパフォーマーのふっくんです。
今回は方針を出すことについて。
「学級を組織する法則」(向山洋一)の中に、このような文面があります。
「どんなまちがえた方針」でも「方針のない」よりはましである。
指導者は「方針を出す」のが仕事ともいえる。
「方針がない」というのは最悪の方法である。
そんなの当たり前ではないか、という気もしますが。
この「方針を出す」というのはとても大変な作業です。
第一に、「全員が納得する方針はない」ということです。
立場も考え方も違う人たちが全員納得できることは、基本的にないと思った方が良いです。
確実に反対の意見が出るか、表に出てこなくても心に引っかかるとか、裏で話が出てるとか、何かしらある可能性の方が高いです。
第二に、正解がないということです。
立場的に方針は示さないといけない場面でも、何が正しく作用するのかが分からないことも多いです。
自分の経験や色々な視点の中で、最適な方法を選択していく必要があります。
ただ、指導者する立場の人が方針を示さない限り、もっと最悪の状況が想定されることの方が多いです。
方針を出すのが大変と感じる時は、「方針を出しているからこれくらいのことで済んでいる」(出さないともっと悪化している)と考えれば良いかと思っています。
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