【少年スポーツにも活かせる教育心理学】教育学部出身の運動指導者が厳選。
こんにちは。
なわとびパフォーマーのふっくんです。
普段はなわとびパフォーマンスやなわとび指導をしている私ですが、大学は教育学部、体育を中心に教育学全般について学んでいました。
大学時代に勉強したものの中でも教育心理学は今のスポーツ指導にも活かせているものが多いと感じています。
今回は勉強してよかったと感じる教育心理学について紹介していきます。
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ピグマリオン効果
ピグマリオン効果とは、「相手に期待をすると、その期待が実現する」というものです。
別名、「教師期待効果」とも言います。
学力の低い子どもたちが「この子たちは知能が高い」と担任に伝えられると、学力が飛躍的に向上したという実験結果があります。
しかし、逆に知能の高い子どもたちが「この子たちは知能が低い」と担任に伝えられると、学力も下がっていったということです。
子どもたちを期待して接することができているか、この話を聞くたびに意識しないといけないと感じます。
ただし、期待を押し付けるのは別問題なので注意しましょう。
人に期待を押し付けてはいけない。イライラした時に考えたい課題の分離について
賞罰教育
褒めることは良いこと。
そんな当たり前のように感じていたことが当たり前ではなくなった心理学です。
良いことを行った時は褒め、悪いことをやった時は叱る。
一見良いような気もしますが、大きな問題点があります。
良いことを行った時に褒めることを繰り返します。
そういう経験を繰り返した子どもは、良いことをして褒めてもらえなかった時に怒りすら感じるようになる、ということです。
褒めることは良いこと。本当にそうなのだろうか?
当時の自分にとっては当たり前のことが、当たり前でなくなった学びでした。
スキャモンの発達曲線
絶対に欠かすことができないのが、スキャモンの発達曲線です。
中でもスポーツ指導者として欠かせないのは神経系(運動神経等)。
20歳を100とした時に、5歳までに約80%、12歳までにほぼ100%まで発達するということです。
よく運動神経が小学生時代までに決まるというのはこのためです。
運動神経は本当に周りの大人次第だなと感じています。
幼少期の経験の重要性を感じる話でした。
※教育心理学でも出てくるので紹介しました。
※運動神経と運動能力は別物なので注意しましょう。
最後に
教員という道ではなくなっている現在ですが、教育学部出身で良かったと感じることが多々あります。
特に教育心理学を学んだことは今の生活にとても役立っていると感じます。
スポーツ指導に携わる方にも教育心理学おすすめしたいです。
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